One Day Peace Tour in はつかいち 2021

One Day Peace Tour in はつかいち 2021

2021年11月28日(日曜日)に、広島県内の留学生を対象にした平和学習交流会"One Day Peace Tour in はつかいち 2021"を開催しました。

昨年より、広島県内の留学生を対象に行っている平和学習交流会"One Day Peace Tour"。今回は、留学生を廿日市市に招いて、広島の原爆と廿日市市との関わりについて学んでもらいました。

ツアーにはベトナム、中国、韓国、モーリシャスと国際色豊かな7名の留学生が参加し、平和について学びを深めました。

当日の進行は、廿日市市国際交流協会の木曜通訳ボランティアを中心に、会員ボランティアのみなさまにご活躍いただきました。

朝、JR廿日市駅に集合しました。木材をふんだんに使った綺麗な駅構内に留学生もビックリ!廿日市市が木材の産地だということを初めて知り、新しい発見になったようです♪


JR廿日市駅から歩いて10分ほどにある廿日市小学校へ行きました。廿日市小学校は原爆投下当日から被爆者を受け入れる救護所となり、廿日市市内に住む地域住民は被爆者の救護に追われました。その当時から同じ場所に立つ大柳の木のそばで、青木元校長先生から廿日市小学校と原爆の関わりについてのお話を聞きました。

 

その後は廿日市市市民活動センターへ移動し、平和学習講座と廿日市から見た原爆の記憶について語ったDVDを鑑賞しました。

 

休憩時間のあと、けん玉体験と折り紙体験のグループに分かれて、それぞれの体験を楽しみました。けん玉をするのが初めての留学生が多く、初めて成功した留学生はとっても嬉しそうでした!!

折り紙体験では手裏剣に挑戦しました!!

 

ツアーの最後に平和ディスカッションを行いました。今日のツアーを通してどんな事を感じたか。また世界の平和のためにこれからどんなことができるかを話し合いました。

私たち個人のレベルでは核兵器を廃絶することはできないけど、違う文化や宗教の人たちについて知る事から始めることができる。小さな一歩一歩の積み重ねが世界の平和に繋がっていくという意見が印象的でした。

その他にも留学生たちの平和に対する熱いメッセージを聞くことができ、とても有意義な時間となりました。

今後もこのような平和について考える時間を世界中から集まった留学生たちと共有できる機会を作っていきたいと思います。

 

 

 

 

2021年12月01日