「はつかいち平和ツアーin広島2019」報告
8月3日~7日の4泊5日間、「はつかいち平和ツアーin広島2019」を開催しました。
日本各地の大学で学ぶ留学生を対象とした、この夏休みホームステイプログラムも今回で17回目。
今年は8ヵ国、17人の留学生が参加しました。
8月3日(土曜日) Day1 オリエンテーション・ホストファミリー対面式&ウェルカムパーティー
いよいよ始まった平和ツアー初日。オリエンテーションでは、初対面同士で緊張していましたが、時間がたつにつれ徐々に親しくなりました。
ボランティアさんによる自己紹介の説明
照れながらも自己紹介。若い学生同士、だんだんと打ち解けていきました。
ホストファミリー対面式&ウェルカムパーティー!
対面式でホストファミリーと初顔合わせ。これから5日間、日本の家庭生活を体験していきます。
ホストファミリーにバイオリンのパフォーマンスを披露していただきました
8月4日(日曜日) Day2 ホストファミリーとフリータイム
快晴の天気の下、それぞれの家族と楽しい1日を過ごしました。
8月5日(月曜日) Day3 平和交流会
午前の部 平和学習講座
平和記念資料館から、宇佐川弘子先生をお招きし、原子爆弾を論理的に学習しました。スクリーンで映像を見ながら、分かりやすい説明で、学生も核の恐ろしさを十分に理解できました。
平和学習講座の宇佐川弘子先生
平和学習講座の様子。みんな熱心に先生の説明に耳を傾けました
実際に被爆瓦を触ってみました
佐々木禎子さんが実際に折った折り鶴のサイズを体験。とっても小さいサイズにびっくりしました
宇佐川弘子先生を囲んで記念撮影
午後の部 被爆体験拝聴・グループディスカッション
午後からは、佐藤廣枝さんを招き、被爆体験を拝聴。実際に広島の惨状を見たお話はとてもリアルで、改めて核兵器を使うことの悲しさを学びました。明日、6日に参加する式典に向けて、だんだんと気持ちも変わっていきました。
眞野市長にもお越しいただきました
被爆体験を語った佐藤廣枝さん
質疑応答では学生からたくさん質問が飛び交いました
被爆体験を話された佐藤廣枝さんを囲んで
グループごとのディスカッションでは、平和をテーマにした意見交換に熱が入り、それぞれの平和への想いを発表しました。
8月6日(火曜日) Day4 平和記念式典参加&碑巡り
早朝からマイクロバスで平和記念公園へ。式典で黙祷を捧げ、戦争の悲惨さを胸に刻みました。式典参加後、碑巡りがスタート。今年はあいにくの雨模様でしたが、涼しいのが救いでした。
8月7日(水曜日)最終日 宮島で文化交流会・修了式
台風が心配されましたが、最終日は晴天!今回は宮島で文化交流会と修了式を行いました。
伝統産業会館で「宮島杓子」づくりを体験!好きな焼き印を押して、世界で一つの杓子のお土産ができました。
「エンジョイ・イングリッシュ」のみなさんに宮島を案内していただきました。お店の前で待つ鹿たちに大盛り上がり!
最後は宮島市民センターで修了式。平和ツアー実行委員長から、一人ずつ修了証が手渡されました。
最後に杓子を持って記念撮影。ファミリーも駆けつけてくれて午後からも時間が許す限り、宮島で楽しく過ごしました。
楽しかった5日間もあっという間に過ぎ、いい夏の思い出になりました。留学生のみなさん、いつかまた廿日市に遊びに来てくださいね!!