世界の国を覗いてみよう！ガーナってどんな国？

2022年5月15日（日）に「世界の国を覗いてみよう！ガーナってどんな国？」を開催しました。講師に広島県JICAデスクより羽立大介さんをお招きし、10名の元気な子供たちがガーナという国はどんな国なのか、自分たちと同じくらいの子どもたちがガーナでどんな暮らしをしているのかを学びました。

羽立さんは元JICA海外協力隊としてガーナの盲学校で体育教師として活動をされていました。当時、目の見えない子供たちと一緒にスポーツを楽しむためにブラインドサッカーを指導した経験を持ち、参加した子供たちも、アイマスクをして、ブラインドサッカー体験をしました。

目の見えない状態で、音の鳴るサッカーボールを相手に向かってパスします。どうやったら相手にボールの場所を正確に伝えることができるかな？？と考えながらトライしました。

お話のなかで子供たちが一番興味をもって聞いていたのは、ガーナには学校へ行けない子供たちがたくさんいるというお話でした。お金が無かったり、学校が遠すぎて通えなかったり、先生が足りなかったり、戦争で学校へ行けなかったり、色々な理由で学校に通えない子供がいるというお話を聞いて、参加した子供たちはとても驚いている様子でした。また、車が無いなら日本から送ってあげたら？？日本の学校の先生をガーナに連れて行ってあげたら？？と優しい意見も飛び交いました。

ガーナには頭の上に荷物を載せて歩いている人がたくさんいる、ということで、子供たちも挑戦してみました。思ったより重くて難しい～！手に持ったほうが簡単だけど、どうして頭に乗せるのか質問すると、頭に荷物を乗せれば、両手が空いて、他の荷物を持ったり、子供と手を繋いだりできるからだそうです！

最後にガーナの民族衣装を見せてもらいました。日本と違って暑～いガーナでは、衣装も風通しの良い作りになっているそうです。

アクティビティやクイズ満載の内容で、こどもたちは最初から最後までとても集中してお話が聞けていました。

普段知ることのない世界のことが覗けて、子供たちも驚きと発見の連続！学びの多い時間となりました。

ご参加のみなさま、ありがとうございました(^^)/